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小学館世界J文学館 白クマのフラム
チェーザル・ペトレスク
住谷春也
庄野ナホコ
出版
株式会社小学館
主題
Juvenile Fiction / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=1KinEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)
に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。
サーカスの人気者から野生の世界へ。
白クマのフラムはサーカス団の人気者。
人間のように二本足で歩き、逆立ちや曲芸を演じ、
子どもたちと遊んでくれるのだ。ところがある日、
フラムは突然ふるさとの北極が恋しくなって、
演技ができなくなってしまう。
実はフラムは子グマのころ北極で母クマといっしょに捕らえられ、
母は殺され、サーカスで育てられてきたのだ。
演技ができなくなったようすを見て、
サーカスの団長はフラムを北極へ送り返すことを決める。
人々の善意の後押しをうけて、北極へ戻るフラム。
しかしたどりついたのは、厳しい野生の世界だった。
腹を減らしたフラムはアザラシを見つけてエサにしようとするが、
サーカスで友だちだったアザラシたちを思い出して襲えない。
出会った野生の白クマと仲よくなろうとサーカスで覚えた技を披露
するが、驚かれて逃げられる。
人間の世界にいると野生の血が騒ぎ、
北極の大自然の中にいると人間界が恋しくなる。
はたしてフラムに安住の地はあるのだろうか……?
ルーマニアで誰もが知る定番の児童文学が、
初めて日本語になった!(本邦初訳)
※この作品は一部カラーが含まれます。