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引き立て役令嬢ですが、お忍び王太子に愛されています
深森ゆうか
花綵いおり
出版
くるみ舎
主題
Fiction / Romance / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=1uTvDwAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
ユリアナにはジンクスがある。舞踏会でも茶会でも、
ユリアナと一緒にいる令嬢は必ず恋愛が成就する。
ユリアナについたあだ名は「引き立て役令嬢」。
噂を聞きつけた令嬢たちからは同伴の依頼が絶えないのだが、
当のユリアナ自身は結婚適齢期であるにもかかわらず、
なかなか良縁に恵まない。そんなある日、
ユリアナは公爵令嬢のラモーナからも仮面舞踏会での「
引き立て役」を頼まれる。ラモーナには婚約者がいるというのに、
王女キャスリンからも協力してほしいと言われて、
ユリアナは承諾。そして当日、
隣国の王太子がお忍びで出席しているという。
ラモーナが射止めたい相手とは、王太子だったのだ! そして男装したキャスリンが二人の青年をユリアナとラモーナに引
き合わせる。
首尾よく王太子らしい青年とダンスをはじめたラモーナ。
そしていつもはそのままお役御免となるユリアナも、
キャスリンに背中を押され、
もう一人の青年とワルツを踊りはじめるのだった……。