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人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則
エドガー・H・シャイン
金井壽宏
金井真弓
出版
英治出版株式会社
, 2009-08-08
主題
Business & Economics / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=2LkzDgAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
どうしたら、あの人の役に立てるだろう?
あたりまえすぎて見過ごされていた「協力関係」の原理原則を、
組織行動論のグル、エドガー・シャインが、身近な事例から、
わかりやすく提示する。
「親切のつもりで」、あるいは「相手の助けになるように」
とった行動が、
実は相手にとってはそうでなかったということは多い。
仕事にとどまらず、
日常生活でも、こうした体験は誰もが記憶にあるだろう。
では、なぜ、こうした齟齬が起きてしまうのか。
起こらないようにするには、
どうすればよいのか。起きてしまったときには、
どんな措置を講ずれば
よいのか。こうした疑問に答えていくのが本書だ。
本書で提案する「支援」とは、「押し付け」の支援ではない。
あくまで、
相手の成長につながるプロセスをともにする、という考え方だ。
相手の自律を目的とし、
相手が何を必要としているかを質問によって導き出し、
一緒に答えを考えていく。これは、プロセス・
コンサルテーションと呼ばれる
手法であり、シャインが、50年もの長きに渡って、
暖め続けてきたものだ。
本書は、「支援」の原理原則の解説とともに、実践する際のコツ、
また具体的な
質問例も織り交ぜて、
あくまで実用のためのエクササイズガイドとして、
読者の役に立つことを企図している。
『リーダーシップ入門』『リーダーシップの旅』
の金井壽宏氏が監訳。
「この最高傑作を読んだ者は、誰でも必ず得るものがある」
―ウォレン・ベニス