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私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯
註釋恋人のアート作品の真意が理解できずにフラれた男が、美術館のバイトを始める「楽しいオスの楽しい美術館」。お気に入りの傘を大事にしながら、大量消費社会に抵抗する「アラの傘」。仕事はぼちぼちで、海外旅行なんて行けないけれど、家に帰ればルームメイトと乾杯できる。毎日の小さな楽しみを描いた表題作「私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯」―明るい未来が見えない世界でもささやかな希望を失わずに生きる人々を、おかしみをもって描いたショートショートや詩を収録した作品集。