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歪んだ旋律に絡めとられた二人は堕ちてゆく
皐月もも
出版
夢中文庫
, 2021-05-07
主題
Literary Collections / Asian / Japanese
URL
http://books.google.com.hk/books?id=3oAqEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
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SAMPLE
註釋
ピアノのコンクールの帰り道、詩乃と響介は事故に遭う。
響介は事故の怪我がもとでプロの道を断念。
詩乃は留学までしたものの、事故のトラウマから失敗続き。
とうとう日本へ逃げ帰ってきてしまった。
それでも捨てることができないピアノ。
響介と離れ離れになって四年が経った大学二年の春、
やっとピアノを捨てると決意する。そんな矢先、
詩乃の前に響介が現れ「俺のためにピアノを弾け。
それが俺への償いだ」と冷たく言い放つ。そして、
詩乃は気づいてしまう。
ピアノを捨てられなかったのは響介を求めていたのだと。
頷く詩乃。だが響介が求めたのは旋律だけではなかった……
もうお前を逃がさない――
響介の執着は詩乃の心を絡めとってゆく。