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耽溺の虜囚
註釋縋るな、溺れろ――
その身体を武器に、愛人という立場から犯罪組織新夜会のナンバー・ツー、ウォンの右腕の座を狙うヤオ。だが、ようやく巡ってきた対抗組織である全帝都会と国際犯罪組織コルヴィアとの武器取引の阻止という機会は、仲間に囮として利用されるという最悪の結果を迎えた。
「君の命は私が預かった。今、君は私のものだ」
囚われの身となった彼の監視を公言したのは、コルヴィアのナンバー・ツー、ラウロだった。
逃げ出すという目的のために差し出した身体は狂おしい執着をもって抱かれ、激しく攻め立てられる。身体と心を揺さぶられ、次第に抗う力を失い、ラウロに溺れていくヤオだったが、情人であるウォンが自分を取り戻そうと動き始めたことを知り――
激しく絡み合い、恍惚と更ける夜。繰り返される蜜事に乱された劣情と男たちの思惑の行く末とは……

【登場人物】
ヤオ……【受】犯罪組織新夜会の構成員

ラウロ……【攻】国際犯罪組織コルヴィアのナンバー・ツー

ウォン……【攻】犯罪組織新夜会のナンバー・ツー

リー……事故死したウォンの側近

シン……リーの元部下

ロイ……犯罪組織新夜会のナンバー・フォー