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甘噛みのエビデンス episode.2
註釋『人間嫌い』な森(もり)の無防備で臆病な素顔に魅せられ、定期的に家に行くようになった蓮池(はすいけ)。
忙しい森のために身の回りの世話をするはずが、撫でて可愛がってくれる心地よい甘さに、触れたい気持ちが抑えられない。
ついには小説執筆に支障が出るまでに…!?
そこで森が命じたのは「待て」。
原稿が上がるまで触れないかわりに、我慢ができたらごほうびをやるという“躾”だった。
信頼を裏切らないよう言いつけを守り、なんとか迎えた締め切り当日。
「もう、触る?」心待ちにしていた森からの合図に、蓮池はたまらず押し倒して――…