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幕末武士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む
山村竜也
出版
幻冬舎
, 2017-07-27
主題
Social Science / Anthropology / Cultural & Social
ISBN
PKEY:BT000045520100100101900209
URL
http://books.google.com.hk/books?id=73i5DwAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
EBook
SAMPLE
註釋
隻腕ながら遊撃隊長として榎本武揚とともに戦い、
二十六歳にして五稜郭で散った伊庭八郎。
死の五年前の一八六四年、伊庭が将軍・
家茂の京都上洛に帯同した際に記した日記がある。その「
征西日記」には、勇ましいタイトルとは裏腹に、
伊庭が呑気に京都を食べ歩く日常が綴られている。
ある日は鰻に舌鼓を打ち、
ある日は赤貝を食べ過ぎて寝込んでしまう――。
本書では初めてその全文を現代語訳し、当時の政情・
文化に照らし合わせ、詳細な解説を加えた。
殺伐とした幕末京都を訪れた幕臣のリアルな日常が実感できる、
稀有なる一冊である。