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新版 空海と密教
頼富本宏
其他書名
「情報」と「癒し」の扉をひらく
出版
PHP研究所
, 2015-03-05
主題
Religion / Buddhism / General
ISBN
PKEY:56982400210054740003
URL
http://books.google.com.hk/books?id=938pCgAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
EBook
SAMPLE
註釋
巷に「お大師さん」として愛されている弘法大師・
空海は平安初期の大思想家であり、
日本文化に深く溶け込むその存在は密教の奥義を究め、
聖なるエネルギーを広く行き渡らせるものであった。本書では、
その思想と行動における二極を「情報」と「癒し」
の二つの視点から取り上げている。「情報」とは、
七から八世紀のアジアは国際化の時代であり、その代表的国際人、
文化人として空海が東寺を中心に発信し続けたことを意味する。「
癒し」とは、高野山での修禅、入定に関する空海の考えや、
仏教の智恵、単に治すとか治療するだけではなく、
より前向きに積極的に生きる「仏の救い」である。山林修行し、
命がけの入唐、恵果阿闍梨との師弟関係、ライバル・
最澄との交流と決別……。数々の伝記資料を用いながら、
聖と俗の両界を自由に往来した空海の実像に迫りつつ、単なる「
知識」ではなく、身体で覚える「智恵」とは何か——
空海の思想と行動を通して、現代人に「さとり」
の意味を問いかける。高野山・開創千二百年を迎え、
人間空海の実像に迫った本格的評伝。 【PHP研究所】