登入
選單
返回
Google圖書搜尋
憑依系王子は癒しの聖女を渇望する
桃瀬 いづみ
出版
天海社
, 2024-08-30
ISBN
4295321656
9784295321651
URL
http://books.google.com.hk/books?id=9BAdEQAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
レガール王国、マクミラン伯爵の末娘・リンゼルは、
三年間通った薬学専門校を卒業し、薬師の資格を得て、
王国の最北端・ユーラディアから王都に戻ってきた。
娘の帰郷を喜ぶ父とは対照的に、母の言葉は手厳しい。
聖王の血を受け継いでいる母は、
聖なる力を持って生まれてきた兄アトレイユと姉アルーシャを誇り
に思う一方で、
何の力も持たないリンゼルのことが気に入らないらしい。
息苦しい夕食の時間から逃れ、部屋に戻ろうとしたリンゼルは、
帰宅したアトレイユと鉢合わせる。
兄は第一王子でありリンゼルの友人、ラズワルド・
ファルシオン殿下からの手紙を預かっていた。
リンゼルが薬師になった理由は、生まれつき【疲れやすい体質】
であるラズワルドの虚弱体質を改善するため。そして、
ラズワルドが年に数度ユーラディアにやってくるおかげで叶わなか
ったが、彼への長年の片思いに終止符を打つ目的もあった。「
どうか俺を助けてほしい 癒せるのはお前しかいないんだ」
ラズワルドの手紙を読んだリンゼルは、
すぐに王宮へと向かったのだが……