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侯爵令息の不本意な新婚生活 (上)
ひなのさくらこ
繭つ麦
出版
くるみ舎
主題
Fiction / Romance / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=9wn9EAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
ザクセン帝国アバロフ侯爵家の嫡子であり、
皇太子の側近であるエルヴィンは皇太子の命により妻を娶った。
相手はつい先日ザクセン帝国に敗れたばかりの隣国・
リンドール大公国の伯爵令嬢レティアナ。
リンドール大公国を統治する地盤を固めるため、
公女との婚姻を求めていた皇太子だったが、
肝心の公女は戦時の混乱に乗じて行方不明。
そんな最中に見つけ出されたのがレティアだった。
レティアナの境遇を憐れに思ったエルヴィンは、
仮初めの夫婦として過ごし、
ほとぼりが冷めた頃に離婚しようと提案する。
しかしレティアナはそれを拒絶。
さらには処女を散らしてほしいと懇願してきた。その理由は「
亡霊に襲われないため」。亡霊を恐れ、
涙を流すレティアナの姿に目を奪われたエルヴィンは、
求められるままに彼女を抱いてしまう。
この時のエルヴィンはまだ知らなかった。
レティシアの抱える大きな秘密、
そして彼女が清らかな身体を差し出した本当の理由を……。