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事業を創るとはどういうことか――「温度ある経済の環」を生み出すビジネスプロデューサーの仕事
三木言葉
出版
英治出版株式会社
, 2019-09-19
主題
Business & Economics / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=B5KtDwAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
心と数字を整えろ――。ストーリーで学ぶシンプル&
パワフルな新規事業の実践論。
閉塞感、リスク、組織の壁、自身の迷いや恐れを乗り越えて「
望む未来」
を創り出すプロセスを臨場感あふれるストーリーを軸に解説。
グローバル企業から中小企業、自治体まで、
幅広いクライアントに伴走する事業開発プロフェッショナル、
待望の著書。
★実体験に基づいて構成したビジネスストーリーを通じて、
新規事業開発のステップ・課題・乗り越え方がよくわかる
★「温度感マップ」「ビジネスモデル図」「
ステークホルダーマップ」「未来年表」等、
実践的なツールを多数公開
★平和酒造、クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」
、Farfetch(アパレルEC)の取り組み事例も紹介
序章 いま求められる事業開発とは
第1章 事業開発の全体像/ STORY(1) 巨大なミッション――100億円の新規事業を創れ
第2章 将来ビジョンを描く/ STORY(2) シグナル、目的、ビジョン――どのように未来を描くか
第3章 ビジネスを設計する/ STORY(3) コンセプトと構造――どのように具体化するか
第4章 心と数字を整える/ STORY(4) すべての起点は人の心――どのように組織を動かすか
第5章 事業を孵化させる/ STORY(5) トライアルから本展開へ――どのように現実を創造するか
▼著者からのメッセージ
・本書は事業開発のやり方を解説する本ですが、
いわゆる理論書や教科書のようなものではありません。
いま多くのビジネスパーソンに求められているのは、
机上の理論ではなく、
実用に耐えうるシンプルかつパワフルな思考の枠組みと、
実践をイメージできる「お手本」ではないでしょうか。
そのため本書は、
私たちが実際に使っているいくつかのワークシートと、
お手本となる事例のストーリーを軸に構成しています。(「
はじめに」より)
・事業開発は楽しい仕事です。
私が関わってきたクライアントの方々もみな、
プロジェクトが進むにつれて、そのおもしろさを理解し、
楽しみながら、新たな事業に挑戦されていきます。
表情もイキイキとしてくる人が多いように感じます。
新規事業に取り組む中で、
会社で本当にやりたいことが見つかったとか、
仕事のやりがいを取り戻したとか、
今の仕事を選んだ理由を思い出したと語る人も大勢います。
事業開発とは、
自身の仕事の意味を問い直すことでもあるのだと思います。(「
はじめに」より)
・新規事業開発は「温度ある経済の環」
を作ることに他なりません。そのためには、関係者の感情を司る「
心」と、目に見える成果を示す「数字」の両方に目を向けて、
組織を動かすことが必要です。
読者の皆さんにその担い手となっていただくのが本書の目的です。
(序章より)