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旦那様、たぶんそれは勘違いです ~公爵様の想い人は私の妹でした~
夕日
繭つ麦
出版
くるみ舎
主題
Fiction / Romance / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=Bk7nEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
ある舞踏会の夜。ユスティーナは秘かに想いを寄せている相手、
エルヴェスタム公爵と遭遇する。
酒が過ぎたのか苦し気な彼を介抱するため近づくと、
エルヴェスタム公爵は「貴女のことが好きだ」
と愛の言葉を囁いてくる。
好きな人から求められる喜びを知ったユスティーナは、
そのまま彼と一夜を共にしてしまう。しかし翌朝、
エルヴェスタム公爵が発した言葉はユスティーナを凍りつかせた。
彼はユスティーナのことをマルティナと呼んだのだ。
マルティナはユスティーナの双子の妹だった。
彼の想い人はマルティナだった。
自分はマルティナの代わりに抱かれたのだと知ったユスティーナは
絶望する。けれどこの後、エルヴェスタム公爵がとった行動は、
ユスティーナをさらに絶望させる。彼は責任を取るため、
ユスティーナに結婚を申し込んだのだ。「
妹のことを愛している想い人に、義務感から娶られた妻」
という残酷な立場に立たされたユスティーナは……。