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まずは抱いてください〜女を知らない国の英雄は政略結婚の妻を溺愛する〜(4)
茜菫
出版
アマゾナイトノベルズ
, 2024-12-03
主題
Fiction / Romance / General
Fiction / Romance / Fantasy
Fiction / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=GYcpEQAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
ローゼン侯爵家の令嬢アデリナは、国の英雄ヴァルター・フォン・
ヴランゲル侯爵のもとへ嫁いだ。
ヴァルターは、国王がもっとも信頼する忠臣であり、
五年にわたる隣国との戦争で数々の功績を残し、
自国に勝利をもたらした氷の将と呼ばれる軍人だ。
戦場から戻ったヴァルターは既に27歳となっており、
花嫁探しの夜会が開かれたのだ。
もちろんアデリナも参加するが、弾まないヴァルターとの会話に、
早々に花嫁狙いの令嬢たちの争いから離脱したはずだった、
のだが——。
「……なぜ、私をお選びになられたのでしょう」
「あなたが一番静かだったからだ」
なぜかヴァルターに選ばれたアデリナ。
この結婚は前途多難かもと思いながらも、
いよいよ初夜を迎えたのに、
ヴァルターは一向に寝室へ現れる気配がない。
馬鹿にされたと腹を立てたアデリナは、
何が何でも初夜に抱いてもらおうと夫のもとへと突撃した。
アデリナは妻の寝室にやってこない理由を問い詰めると——。
「私は、女性を抱いたことがない」
女性を知らないというヴァルターは、
処女のアデリナに閨のやり方を教えてくれと頼み……!?
未知の世界に足を踏み入れた旦那様は、
これでもかと妻を溺愛する。
『まずは抱いてください〜
女を知らない国の英雄は政略結婚の妻を溺愛する〜(4)』には「
好きです、旦那様」(後半)〜「私の妻は勤勉だ」までを収録