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幻覚剤は役に立つのか
マイケル・ポーラン
宮﨑真紀
出版
株式会社亜紀書房
, 2020-05-26
主題
Social Science / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=GcfsDwAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
『雑食動物のジレンマ』『人間は料理をする』
で知られるジャーナリストが自ら幻覚剤を体験し、タブーに挑む!
今どんな幻覚剤の研究がおこなわれているのか。
幻覚剤は脳にどんな影響を与えるのか。
そして、医療や人類の精神に、幻覚剤はいかに寄与しうるのか。
「不安障害」「依存症」「うつ病」「末期ガン」
などへの医学的利用の可能性と、“変性する意識”
の内的過程を探る画期的ノンフィクション。
ニューヨークタイムズ紙「今年の10冊」選出(2018年)、
ガーディアン紙、絶賛!
一部の精神科医や心理学者が過去の幻覚剤研究の存在に気づき、
発掘を始めたのは最近のことだ。
彼らは現代の基準で再実験をおこなって、
その精神疾患治療薬としての可能性に驚愕し、(中略)
幻覚剤が脳にどう働くのか調べはじめた。
——幻覚剤ルネッサンスである。(宮﨑真紀)
【目次】
プロローグ 新たな扉
第一章 ルネッサンス
第二章 博物学——キノコに酔う
第三章 歴史——幻覚剤研究の第一波
一 有望な可能性
二 崩壊
第四章 旅行記——地下に潜ってみる
トリップ一 LSD
トリップ二 サイロシビン
トリップ三 5-MeO-DMT(あるいはトード)
第五章 神経科学——幻覚剤の影響下にある脳
第六章 トリップ治療——幻覚剤を使ったセラピー
一 終末期患者
二 依存症
三 うつ病
エピローグ 神経の多様性を讃えて