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色ごとに候
相原晋
其他書名
回春先生医事録
出版竹書房, 2011-09-12
ISBN48124469029784812446904
URLhttp://books.google.com.hk/books?id=GuVdXwAACAAJ&hl=&source=gbs_api
註釋文政の世の江戸。深川佐賀町に「回春先生」と呼ばれる異相の町医者・萩原淳斎がいた。淳斎を訪れる患者は、夜のまぐわいに支障をきたした夫婦者、妻の痴態を覗く禁断の悦びに目覚めてしまった者など、房事に惑う患者ばかり。そんな色の道の悩みを熟練の性技で解決し、背後に潜む悪には神道無念流の剣を振るう淳斎。しかし、ただ一つだけままならないのが、助手で恩師の娘でもあるお志津への思慕だった...。人情あふれる江戸でくりひろげられる淫靡な夜の生活を、実力派の新人が余すところ無く描き出す。