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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 10
安武わたる
出版
ぶんか社
主題
Comics & Graphic Novels / Manga / For women
Comics & Graphic Novels / Manga / Drama
URL
http://books.google.com.hk/books?id=GuqFDwAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
最下層遊郭に売られた少女が見る、この世の地獄!! 明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。
母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・
サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、
姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高値で女衒に売られ、
チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。
生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが、
初めて客を取らされた夜、絶望し、
自殺しようとしたところを大地主の青年・公三郎に助けられる。
公三郎は過去に身分違いの恋の末、駆け落ちし、
その結果恋人を死なせた過去を持っていた。そのトラウマから、
何事にも執着しない生き方をする彼だったが、
チヌの天真爛漫な性格に惹かれていく。その後、
チヌの見世はつぶれ、大店「東陽楼」で働くことになる。
東陽楼の女たちは、
チヌが公三郎に気に入られていることに嫉妬し、
彼女を追い出そうと目論むが、
仲間を思うチヌの心意気や仕事への気概を認め、
受け入れられたチヌは東陽楼の二番手娼妓となる。ある時「
東陽楼」のライバル店「西海楼」が、矢津で初の「おいらん道中」
をやると宣戦布告してくるが――!?