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夜啼鳥は虎王の褥で愛を育む
註釋男でありながら子を孕み、その美貌で人心を惑わす“娼婦”と蔑まれる稀少な徴を持って生まれた亡国の王子・ルスキニアは、故国を滅ぼした獣人王・アルアクバルの元へ妃として差し出される。孤独を抱えて生きてきた二人は、寵姫が誰ひとりいない後宮でいつしか互いにかけがえのない存在となっていった。人の温もりを知らなかった自分に惜しみない愛情を注いでくれる王へ、できる限りの恩返しをしたい―。そう考えたルスキニアは、獣の王の子を孕むために子供が出来やすいと言われる苦い薬を毎日欠かさず飲んだり、大好きな氷菓子を控えたり...。夜床の内でも外でも子作りに励んでいたある日、故国から一通の手紙が届いて―!?孤高の虎王とその愛を知った王子が夜ごと交わる、エキゾチック・ファンタジー!