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深川みだら宵
文月芯
出版
スコラマガジン
主題
Literary Collections / Asian / Japanese
URL
http://books.google.com.hk/books?id=Ik4MEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
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SAMPLE
註釋
「おぬしの乳首形を取らせて欲しい」深川で女郎をしている“
お響”は、小太りの侍から奇妙な頼み事をされた。“乳首形”
とはつまり、相撲取りの手形のように、
乳首に墨を塗って半紙に押したものだという。
金払いが良かったため、渋々このお願いを引き受けるお響。「
まことに良い乳首だ」感慨深げにうなずく侍は、
筆を使って乳房に墨を塗り始めた。
筆がコニョコニョと突起の周囲を這う。
くすぐったさと快感でお響はたまらず淫声をあげた。
そして乳首はたちまち硬くなって……。