登入選單
返回Google圖書搜尋
自民党解体論
註釋今こそ読まれるべき、「自民党解体論」が50年の時を経て復刊!

自民党解体・責任勢力再建の道が、時代の混迷を乗りきる唯一の道である。

戦後の復興、高度経済成長を経て豊かになった1974年、日本は国づくりの分岐点にあった。自民党は汚職、派閥、世襲問題などを抱え、責任政党として自己変革をする時期にあった。著者は自民党を内外から変革すべく、現実政治の中で「政治改革」に取り組んだ。
半世紀前に自民党の解体と責任勢力の再建を提言した本書には、今日の自民党、日本政治を検討する視点が示されている。

問われているのは単に自民党のゆくえ、戦後史のゆくえにとどまらない。われわれの生き方と文明史の帰趨までが厳しい検問にさらされている。紛れもなく、われわれの英知の正念場である。

[解題]五明紀春(ごみょう・としはる)
1942年長野県生まれ。東京大学農学部農芸化学科卒業、同大学院農学系研究科博士課程修了、農学博士。女子栄養大学教授、副学長を歴任。「さきがけ塾」副塾長。