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ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼
註釋

公共事業や福祉のバラマキは巨額の財政赤字を生み出したと言われそれに代わる新自由主義政策もグローバル資本主義の犠牲者を増やし続けている。

 右派も左派も行き詰まったいま、日本経済が進むべき道はどこにあるのか。

 本書では、ケインズやハイエクを筆頭に、経済学の巨人たちの論に共通する「ある視点」を提示する。

 それはすなわち「リスク・決定・責任の一致が必要だ」という示唆であり、「予想が経済を動かす」という真実である。

 気鋭の理論経済学者が1970年代から現在に及ぶ経済論争の潮流と矛盾をとき明かす、知的興奮にあふれた1冊!


 第1章 30年続いた、経済政策の大誤解

 第2章 ソ連型システム崩壊が教えてくれること

 第3章 一般的ルールか、さじ加減の判断か

 第4章 反ケインズ派のマクロ経済学者たちの革命

 第5章 ゲーム理論による制度分析と「予想」

 第6章 なぜベーシックインカムは左右を問わず賛否両論なのか

 第7章 失業とたたかう「ケインズ復権」と「インフレ目標政策」

 第8章 「新スウェーデンモデル」に見る、あるべき福祉の姿

 終章 未来へ希望をつなぐ政策とは?

【PHP研究所】