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保育でつむぐ子どもと親のいい関係
註釋親と子の「共育ち」エッセイ

保育者は家庭への「子育て支援」が求められています。しかし、現状は保護者からのクレーム対応に終始している場合も少なくありません。
著者は東京家政大学ナースリールームの主任保育者です。
長年保育者として、乳幼児の親とかかわってきた著者もまた、一般的に「子育て支援」と思い込んでいる対応に少し違和を感じています。
真の意味での「子育て支援・親支援」とは何か、本当に子どもが求める大人とはどんな存在なのか。
著者は子どもが育つように、親もまた育っていく「共育ち」という考えを提案します。保育者が「共育ち」をサポートすれば、子どもの気持ちを理解し、親のイライラが解消され、子育てを楽しむヒントになります。
豊富なエピソードをまじえながら、お母さんや保育者さんたちにやさしく語りかけます。