登入
選單
返回
Google圖書搜尋
白い部屋
寒竹泉美
出版
株式会社大航海
主題
Fiction / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=N06XEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
夫とはもう半年以上、肌を合わせていない葉月は、
国崎クリニックで今日もクライアントと向かい合っていた。
唯一の治療、それは、話を聞いてあげることだった。飯田という、
問題のあるクライアントにいつも、
しかもわざと性的な悩みを聞かされる。そして、
言動が犯罪行為スレスレの「診察」となったとき、
院長である国崎から渡されたもの、それは淫靡な玩具だった──
カウンセラーが問題を抱えているとそれはクライアントに伝染する
という理由で──すべてがそこから変わっていく。
葉月の夫への愛、いや、男女の関係すらも壊していき、
ついには国崎と肌を重ねるようになっていくが……
【著者略歴】
寒竹泉美(かんちくいずみ) ─ 岡山県生まれ。小説家。脚本家。理系ライター。博士(医学)。
2009年『月野さんのギター』(講談社)でデビュー。
理系出身ならではの世界観で、心理描写にこだわり官能を描く。