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人を動かす「正論」の伝え方
藤井聡
出版
クロスメディア・パブリッシング
, 2022-09-01
主題
Business & Economics / Business Communication / General
Business & Economics / Business Communication / Meetings & Presentations
Business & Economics / Decision-Making & Problem Solving
ISBN
4295407364
9784295407362
URL
http://books.google.com.hk/books?id=PLSFEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
譲れない思いを上手に伝える技術!
正しいことを主張する時は
「言い方」が10割!
皆さんは「正論」と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?
「どうもあいつは正論ばかり振りかざすヤツだ」とか、「
正論を言う前に、あなたの本音が聞きたい」
などと使われるように、
あまりいいイメージを持たない人も多いのではないでしょうか。
これが欧米などの社会になると、かなり状況が異なります。「
正論」を主張するのは当たり前で、
それが社会のためにもなるのだという確信の下、
主張されるわけです。
ところが日本の場合、理屈が正しいかどうかより、
その場の空気や流れを重んじます。
理屈では明らかにおかしいと思うことに対して、
心の中ではおかしいと思っていても声を上げません。
「無理が通れば道理が引っ込む」という言葉があります。
いまの日本の社会を見ると、本来そうであるべき「道理」
がことごとく端に追いやられ、間違った考えややり方=「無理」
がまかり通っていることがそこかしこに見られます。
皆さんの職場を振り返ってみて下さい。
どう考えてもおかしいと思われるルールや習慣がありませんか? 出張の際のこまごました規定や持ち帰りの残業、
恣意的な人事など、
本当ならばおかしいと思われることがあっても、
社内で異議を唱える人がいない……。
このままだと組織自体が潰れてしまうし、
その前に自分自身が潰れてしまう。
そういう切迫したケースもあるでしょう。
筆者自身、これ以上財務省の好きにさせていたら、
日本が潰れてしまう。
とてもこのまま見過ごしておくわけにはいかない──
という思いから「積極財政論」という「正論」を主張し、
徐々に賛同者を増やしてきました。
相手が巨大であるほど、それを覆すのは容易ではありません。
部下が上司に対して、
正面から正論をぶつけても跳ね返されるのがオチでしょう。
ではどのように伝えれば、相手を動かすことができるのか、
その戦略と法則を本書でじっくり確認してみてください。
【本書の構成】
はじめに 正しいことほど伝え方が難しい
第1章 正論とは弱者が強者に立ち向かう唯一無二の武器
第2章 人を動かすために必要な「方便」の使い方
第3章 正論の「組み立て方」と「通し方」
第4章 「敵」を説得する前に「味方」を増やすことが大事
第5章 人を動かすには「諦め」「意地」「媚び」が必要
発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)