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沈黙の歌姫は隻眼の辺境伯に恋をする
まるぶち銀河
もちあんこ
出版
くるみ舎
主題
Fiction / Romance / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=T6dOEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
容姿の良さと美声もあり、
町の酒場を切り盛りする夫婦に引き取らた孤児のセラ。
酒場で歌を披露し、周りからは「歌姫」と呼ばれていた。だが、
歌っているとき以外は自尊心が低く、臆病な性格もあってか、
スタッフたちから嫌がらせを受けたり、
雑用を押し付けられたりしていた。そんなある日、
養父のつかいで小箱を持って指定された場所へ向かうと、
以前から自分に迫ってきていた下級貴族に捕まってしまう。そう、
セラは養父母に売られていたのだ。
逃げようにも大の男たちに囲まれ、ナイフで服を切り裂かれ、
恐怖で声がでないセラ。怪しげな薬を飲まされそうになったとき、
間一髪で、この地を守る隻眼の辺境伯・アルヴィスに助けられる。
そしてアルヴィスは、
もう自分に居場所がないと絶望の淵で泣くセラを、
自分の屋敷へ迎え入れるのであった……。