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江副浩正
馬場マコト
土屋洋
出版
日経BP社
, 2017-12-19
主題
Business & Economics / Organizational Behavior
URL
http://books.google.com.hk/books?id=UdajDwAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
稀代の起業家「江副浩正の仕事と生涯」正伝
江副浩正の名前は、
一般にはリクルート事件と併せて語られることが多い。
ロッキード事件にも比肩する一大事件の主人公として昭和史に、
そして人々の記憶に深く刻まれることになった。
この鮮烈な記憶が、
起業家としての江副浩正の実像を覆い隠しているのかもしれない。
いまだに、強烈な逆光によって江副浩正の正体は眩まされ、「
東大が生んだ戦後最大の起業家」「財界のあばれ馬」
と讃えられた江副の凄みを本当に理解する者は数少ない。
1989年、リクルート事件で江副は会長職を退任する。
その3年後にはリクルート株を売却、完全にリクルートを離れた。
それ以来、裁判報道を例外として、
江副の名前はマスコミから消えた。
2013年2月8日享年76歳で亡くなるその日まで、
江副が何を考えどう生きたのか、それを知る人はほとんどいない。
実は、彼はその死の日まで、
事業での再びの成功を願いもがいていた。新たな目標を定め、
組織をつくり、果敢に挑んでいたのである。
起業家の血はたぎり続けていたのだ。
その、江副浩正の実像を明らかにすることが本書の目的である。
彼だけが見ていた世界、目指したもの、
そこに挑む彼の思考と行動。その中に、私たちを鼓舞し、
思考と行動に駆り立てる何かが準備されていると信じるからである
。