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日本外交の情報戦略
岡崎久彦
出版
PHP研究所
, 2003-03-14
主題
Political Science / International Relations / Diplomacy
ISBN
PKEY:56962734210133350006
URL
http://books.google.com.hk/books?id=Uk8KEQAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
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SAMPLE
註釋
北朝鮮問題、イラク攻撃、
さらにアジアのパワーバランスはどうなるのか。21世紀、
日本が生き延びるためには情報戦略の整備が不可欠である。
具体策として、米国に倣い国家情報官(NIO)の設置を提言。
わずか数億円でCIAと並ぶ組織が作れるのだ。
アメリカは第二次大戦の教訓から学んで、情報の組織、
システムを革命的に改善して情報大国となった。一方、
かつての日本外交の失敗は、日英同盟の廃棄、
真珠湾攻撃にあった。それは情報分析力の欠如により、
アメリカの本質を読み違えたことにある。
情報戦に破れて破滅した日本こそ、
情報体制を立て直すべきであったが、
戦後は経済再建に手いっぱいで、
防衛とともに最も遅れた部門となっている。
米国のCIAやNSAと日本の情報機関との格差はおそらく百倍以
上であろう、と著者はいう。歴史の教訓を生かし、
かつての失敗を繰り返してはならない——。
煮え切らない外交政策を排し、確かな道筋を示した憂国の書。 【PHP研究所】