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教科書採択の真相
藤岡信勝
其他書名
かくして歴史は歪められる
出版
PHP研究所
, 2005-06-15
主題
Education / Educational Policy & Reform / General
ISBN
PKEY:56964397210114290007
URL
http://books.google.com.hk/books?id=UtdMEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
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SAMPLE
註釋
教科書は誰が選ぶのか? 教室で子どもに教える現場の教師か、教育委員会か、首長か、
それとも父母か——四年前の『新しい歴史教科書』の出現は、
半世紀変わらぬ教科書制度のあり方に、大きな一石を投じた。
と同時に、教科書問題の主舞台が「検定」から「採択」
の場に移り、採択が世間の注目を集めるきっかけともなった。
ところが、『新しい歴史教科書』
の市販本は65万部を売り上げたにもかかわらず、
実際の採択結果は11校521冊、採択率わずか0.039%
に終わったのである。この落差はいったい何なのか? 「つくるよりも採択してもらうことのほうがはるかに難しかった」
——本書は「新しい歴史教科書」の編纂に加わった著者が、「
採択率のカベ」を振り返りつつ、採択制度と実態のズレ、
問題の真相を明らかにする。
日本の歴史教育をダメにしたのは誰なのか——。 【PHP研究所】