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教育の現代的課題シリーズ防災教育とICT
註釋防災教育及び災害時・復興時におけるICTやAIの活用に対する関心が高まっています。すでに避難場所、不足物資、被災状況などの災害関連情報を自動で抽出・集約し、被災者に必要な情報を提供する試みも進められており、今後もこうした取り組みは一層加速することが予想されます。その一方で、災害時におけるSNSなどを通じた誤情報・虚偽情報が流布や、リスクに対する情報格差の拡大も懸念されています。
こうした新たな課題を受けて、本書では教育学、倫理学、心理学の研究者を中心に、これからの防災教育・防災訓練に対して理論および実践の両面から検討と提案を行いました(本書第1部、第2部)。あわせて、2022年11月3日に開催されたオンライン防災シンポジウム「『防災教育×ICT』の可能性」(主催:静岡大学現代教育研究所)の内容も収録しています(第3部)。
本書の企画・執筆は静岡大学現代教育研究所のメンバー(藤井基貴、村越真、中村美智太郎、塩田真吾、大木聖子)が中心となり、これに防災教育に関わる若手研究者や企業の専門家が加わってまとめられ、静岡学術出版より「教育の現代的課題シリーズ」書籍の第二弾として刊行されました。

【教育の現代的課題シリーズ】
『自律的思考を促すスポーツ・インテグリティ教育 : 理論と実践の構築を目指して』静岡学術出版、2021年。