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暴食のベルセルク ~俺だけレベルという概念を突破する~ 1
註釋スキルの優劣が絶対の世界で、城の門番であるフェイトは最底辺の生活をしいられていた。
なにせフェイトの持つスキル《暴食》は、
腹が減るだけでちっとも役に立たない能力だったからだ。
だが彼が、城に侵入した賊を偶然にも仕留めたことで世界は一変する。
そう、フェイトが持つスキル《暴食》は、殺した相手から、
スキル・能力を奪い取るという、とんでもない力を秘めていたのだ。
こうして地べたに這いつくばるだけだったフェイトの運命は、
静かに、そして急速に動き始めるのだった――。