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物理的に孤立している俺の高校生活9
註釋孤立してきたから気づけた、本当の気持ち。

デートの帰り道、意を決して愛河に告白した業平。しかし、愛河には「つきあうことはできない」と断られてしまう。
その理由は、高鷲が意図せずココロオープンで業平に見せた【好き】の文字。
その場に遭遇した愛河は、高鷲の気持ちを知っておいて裏切るような真似はできないと言って、業平の告白を断ったのだった。中途半端に振られてしまい、やり場のない感情を抱えたまま人研の部室で顔を合わせるのも気まずくなってしまう二人。一方、高鷲は自分が原因になったとはつゆ知らず、三人の中に微妙な距離が生まれてしまう。
だが、このままじゃ終われない! 愛河への気持ちを諦めきれない業平は再び立ち上がり、愛河への告白を決意する! その前に、業平には決着をつけなければならない【好き】の二文字が待ち受けていた…。その頃、業平と高鷲が両想いだと思い込んでいる愛河は、二人を結びつけるために高鷲を呼び出す。そこで初めて、高鷲は自分がココロオープンで【好き】と表示していたことを知り――。
お互いの存在が大事だからこそすれ違ってしまう、3人が見つける本当の気持ちとは…!? 残念系能力者達の青春ラブコメ、ついに完結!!

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。