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中世哲学の射程
クラウス・リーゼンフーバー
其他書名
ラテン教父からフィチーノまで
出版
平凡社
, 2024-03
主題
Language Arts & Disciplines / Library & Information Science / Administration & Management
ISBN
4582769624
9784582769623
URL
http://books.google.com.hk/books?id=YPSE0AEACAAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
ギリシア哲学の遺産を継ぎ、キリスト教の息吹を承けて形成された〈中世哲学〉。一千年に及ぶその豊かな流れを、アウグスティヌス、ディオニュシオス・アレオパギテス、六世紀のボエティウス、十一―十三世紀スコラ学のアンセルムス、サン?ヴィクトルのフーゴー、トマス・アクィナス、十五世紀のクザーヌス、フィチーノらを中心とする、おびただしい思考の輻輳の中に照らし出す。――
理性の自己解明に深化する超越論哲学と、その理性を自己突破に導く否定神学の伝統を両輪とするリーゼンフーバー哲学の基柱、待望のセレクション!
序にかえて
第一部中世思想の構造
第一章ラテン教父の思考様式と系譜
第二章ラテン中世における教父神学の遺産
第三章被造物としての自然──教父時代および中世における創造論
第四章中世における自己認識の展開──近代思想の歴史的源泉をめぐって
第二部中世の思想家たち
第五章ボエティウスの伝統──プラトン主義とアリストテレス論理学の中世への継承
第六章信仰と理性──カンタベリーのアンセルムスにおける神認識の構造
第七章サン?ヴィクトルのフーゴーにおける学問体系
第八章人格の理性的自己形成──トマス・アクィナスの倫理学の存在論的・人間論的構造
第九章知性論と神秘思想──十三・十四世紀スコラ学の問題設定
第十章神認識における否定と直視──クザーヌスにおける神の探求をめぐって
第十一章否定神学・類比・弁証法──ディオニュシオス、トマス、クザーヌスにおける言語の限界と超越の言表可能性
第十二章マルシリオ・フィチーノのプラトン主義と教父思想──キリスト教哲学の一展望
解題理性の歴史──超越論哲学と否定神学村井則夫
編訳者あとがき
索引