登入
選單
返回
Google圖書搜尋
雲を紡ぐ
伊吹有喜
出版
文藝春秋
, 2022-09-01
主題
Fiction / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=_XmGEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるのか? 第8回高校生直木賞(2021)受賞作! 羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげた「時を越える布・
ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。 いじめが原因で学校に行けなくなった高校2年生・
美緒の唯一の心のよりどころは、
祖父母がくれた赤いホームスパンのショール。 ところが、このショールをめぐって母と口論になり、
美緒は岩手県盛岡市の祖父の元へ行ってしまう。 美緒は、祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。 一方、美緒が不在となった東京では、
父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。 「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、
育っていくホームスパン。 その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、『
雲を紡ぐ』を書きました」と著者が語るように、
読む人の心を優しく包んでくれる1冊。 文庫版特典として、スピンオフ短編「風切羽の色」(「いわてダ・
ヴィンチ」掲載)を巻末に収録。 文庫解説・北上次郎 ※
この電子書籍は2020年1月に文藝春秋より刊行された単行本の
文庫版を底本としています。