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災禍の時代の社会学 コロナ・パンデミックと民主主義
遠藤薫
山田真茂留
有田伸
筒井淳也
出版
一般財団法人東京大学出版会
, 2023-07-04
主題
Social Science / Sociology / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=_xHMEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
コロナ・パンデミックをはじめとする災禍の時代。
露わになる格差の拡大、社会の分断、民主主義の危機などに、
私たちはどのように立ち向かうのか。
社会学理論の知見やデータをもとに、
第一線の社会学者たちが未来へ向けて発信する市民へのメッセージ
。
【主要目次】
まえがき
I 災禍が拡大した格差と孤立
1.コロナ・パンデミックと雇用格差(有田 伸)
2.コロナ・パンデミックとジェンダー格差(筒井淳也)
3.コロナ・パンデミックと教育政策(中村高康)
4.コロナ・パンデミックと住宅問題(村上あかね)
5.コロナ・パンデミックと日本の自殺(江頭太蔵)
Ⅱ 民主主義社会のゆらぎと危機
6.コロナ禍は民主主義国への評価を低下させたか(園田茂人)
7.新しい介入主義に市民社会はどう対峙するか(町村敬志)
8.危機に瀕する民主主義:ヴァイマル共和国の歴史から考える(
友枝敏雄)
9.民主主義の二つのかたちと日本の選択:
教育から考える価値観と市民像(渡邉雅子)
10.社会のゆらぎと社会理論のゆくえ(山田真茂留)
11.文化戦争と文系学問の危機(盛山和夫)
Ⅲ 未来をどのように創るか
12.〈生〉を包摂する社会へ:ケアとジェンダーの視点から(
落合恵美子)
13.モビリティーズと〈共〉の社会理論(吉原直樹)
14.持続可能な民主主義へ向けて(今田高俊)
15.ウィズコロナ、ウィズAI時代の民主主義と社会学5.0(
佐藤嘉倫)
16.災禍の時代を超えて:孤立から語り合う世界へ(遠藤 薫)
あとがき