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声の在りか
註釋「こんなところにいたくない」―希和が見つけた短冊は、息子・晴基の字にそっくりだった。“こんなところ”は家なのか学校なのか。知りたい、でも知りたくない。もやもやを抱えつつ、希和は晴基が出入りしている民間学童で働きはじめる。PTA、保護者のLINEグループ、学童で出会う息子の同級生たち、そして夫との関係。ままならない日々の中、希和は自分の声を探し続ける。呼吸することが少し楽になる、あなたのための物語。