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フルトヴェングラー研究
註釋本書は1997年ドイツのイエナ大学で行われた「第1回フルトヴェングラー・ターゲ」の講演録の全訳である。フルトヴェングラーをたんに指揮者としてだけではなく、作曲家、思想家としての面にも光を当てようとするこの学会は、エリーザベト・フルトヴェングラー夫人らフルトヴェングラー・ファミリーも列席し、戦後のフルトヴェングラー研究において画期的な業績を残すものだった。ヨアヒム・マッツナー、ヴェルナー・テーリヒェン、アレクサンダー・アルブレヒトら、重要な関係者や研究者による証言と提言は全て初出のものばかりで、我が国の研究者・音楽愛好家にも必読である。