意味や成り立ちを知れば、日本語がますますおもしろくなる。
何げなく使っている日本語に関する疑問に、言語学者の柴田武先生が答える形で人気を博した「知ってるようで 知らない日本語」シリーズ待望の復刻第二弾!
今回もNHK『日本語再発見』などの番組で日本語の奥深さと楽しさを伝えてくれた東大の柴田博士が、言葉の意味や成り立ちを、ユーモアたっぷりに紹介。「座右の銘」はなぜ右なのか? 「下馬評にのぼる」はどこで評判になるのか? など普段間違って使いがちな言葉などについて、ズバリお答えします。知らないうちに言葉の知識が身につき、恥もかかなくなり、会話をするのが楽しくなる言葉の教養書。呼んだことを思わず必ず誰かに話したくなる一冊です。
『知ってるようで知らない日本語−2』●もくじ●
まえがき
1 うんちくを傾けたくなる章
2 意外な意味・語源に驚く章
3 話が楽しくはずむ章
4 これでわかった!頭がスッキリする章
5 言葉のセンスが磨かれる章
6 日本語の奥の深きにうなる章
7 日本語通になれる章
1918年名古屋市生まれ。1942年東京大学文学部卒業。国立国語研究所勤務を経て、64年東京外国語大学教授、68年東京大学教授、84年埼玉大学教授を歴任。専攻は方言地理学、社会言語学。66年よりNHK放送用語委員。同テレビ『日本語再発見』に出演、身近な日本語をわかりやすく解説し、大好評を博した。85年、NHK放送文化賞受賞。著書多数。