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獄門撫子此処ニ在リ 2 ~赤き太陽の神去団地~
伏見七尾
おしおしお
出版
株式会社小学館
, 2024-02-19
主題
Young Adult Fiction / Comics & Graphic Novels / Light Novel
URL
http://books.google.com.hk/books?id=ennyEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
それは、現世と幽世のはざまにある場所ーー。
衝撃の第17回小学館ライトノベル大賞《大賞》受賞作、
さらにスケールアップした第二弾。
「神去団地へようこそーーそして、ご愁傷様」
ここは神去団地。
怪異ひしめく古都・京都の裏側に隠された、
現世と幽世のはざまの土地。
地上には量産された建物が歪に立ち並び、
目も眩むような青空の中心では、赤く奇妙な太陽が人を惑わせる。
この土地に閉じ込められた無耶師たちは、
赤い太陽が秘めた力を巡り争っているのだという……。
そんな異形の地で目覚めた撫子は、記憶を失っていた。
化物にすら畏怖される『獄門家』の血族としての記憶も、
アマナと出会ってからの記憶すら失っていた撫子。
かろうじて記憶を取り戻すも、何か大切なことを、
忘れているような気がしてーー。
空に焦がれた天狗の一族、奇妙に身軽なタタリコンサルタント、
向こう見ずなガスマスク達、蹂躙する狂信者たち、
もはや終わってしまった一族の生存者……
人々の欲望が絡み合うなかで、
撫子とアマナはこの異形の地に巣食う因縁を断ち、脱出できるか。
そして撫子は、忘れてはならなかった約束を思い出せるのかーー。
化物とヒトとのあわいに揺らぐ、
うつくしくもおそろしい少女鬼譚、霍乱の第二巻。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、
モノクロの挿絵イラストが収録されています。