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里見八犬伝 巻2
滝沢馬琴/山田野理夫訳
出版
グーテンベルク21
URL
http://books.google.com.hk/books?id=fYDkAAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
EBook
SAMPLE
註釋
この巻には「礼の巻」と「智の巻」を収める。礼の巻では、
犬塚信乃《いぬづかしの》と犬飼現八《いぬかいげんぱち》
の2犬士が利根川をのぞむ芳流閣《ほうりゅうかく》
の屋根の上で戦う名場面がよく知られている。
二人は葛飾の行徳の入江で旅籠屋の文五兵衛に助けられるが、
犬塚信乃は文五兵衛の話から、現八とはもちろんのこと、
文五兵衛の息子の小文吾《こぶんご》
とも不思議な宿世で結び合わされていることを知る。
さらに小文吾の義弟房八と妹ぬいの犠牲によって、
その子である犬江親兵衛《いぬえしんべえ》も、
また犬士のひとりであることが明らかになる。信乃、現八、
小文吾の3人は幼い親兵衛を祖母に託し、
大塚村にいる犬川荘助を迎えにいく。だが、
荘助は主人殺しの罪で処刑されようとしていた…