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コワモテ社長の不器用な溺愛
春密まつり
琴美むく
出版
くるみ舎
主題
Fiction / Romance / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=fco8EAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
橘菜々美は焦っていた。29歳女盛り。
彼氏はここ数年いないけれど、
仕事では人事部の中堅として責任ある仕事も任され、
充実した毎日を過ごしている。ある朝、目が覚めると、
隣で寝ていたのは「カタギの人間ではない」
と噂されるほどの強面社長である一色怜史! 怜史とは仕事上の付き合いしかない。
それも会議の席で言葉をかわす程度のこと。
けれど互いに全裸だし、菜々美には昨夜、
激しく抱かれた記憶があった。問題は「
なぜ彼とこんなことになったのか」という記憶がないこと! 目を覚ました怜史に昨夜の顛末を問うと、
どうやら会社の飲み会の後、
酔っ払って前後不覚になった菜々美の方から「抱いてほしい」
と懇願したらしい。「なかったことにしてほしい」
と頭を下げる菜々美だったが、怜史はそんな彼女に「
俺はお前が気に入った」と意味深なことを言う。
そしてその日から、
怜史は毎晩のように菜々美を自宅に呼びつけるようになる。
彼の自宅に行ったらどうなるかなんてわかりきっているのに、
菜々美はなぜか彼の誘いに乗ってしまい……。