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加藤清正「妻子」の研究
註釋「今だからわかる!」史料で探る真実の妻子関係―清正には妻五人に実子五人と養子が一人いた。これまでの定説では妻三人に子は四人とされ、母子系譜も間違いだらけ。根拠もなく語られてきた加藤清正「妻子」の全貌が、清正の正室清淨院(家康養女)の実家水野家の当主と熊本の研究家による徹底的な史料考証で四百年ぶりに明らかに。豊臣時代これまで全く知られていなかった妻子の存在、徳川との固い絆となった姫たち。加藤家斷絶の裏に二代忠廣の妻子たちなど、これは清正の実像を知る上で必要不可欠な、近世初頭の有力大名肥後加藤家の成立と滅亡にも関わる基本的に重要な研究成果である。英雄を陰で支えた女たち―戦国から泰平への大きな転換期の時代、清正の血を誰がどのように伝えていったのか。家と家との絆となった姫たちの信仰と祈りは。正室と側室の関係など、これまで名も知れず歴史の陰に消えていった大名家の奥に生きた女たちの様々な真実が明らかになる。女性史研究上も必見の一書。