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幽明偶輪歌
註釋はじめに、フライパンがあった。それも土の上に、伏せてあった―「幽明」とは、暗いところと明るいところ、つまりあの世とこの世。詩人はフライパンにシンボライズさせながらこう規定する。「外といおうか、上の方には光と昼/内側といおうか、その下には夜と闇」。これだけではまだ読者は「中はたかだかフライパン一個の内側/光と昼が圧倒的に優勢―と思うだろう」。が、「しかしなかなか、そうではない」のだと詩人は問題提起する。