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大人へのなりかた
註釋本書は、青年心理学の視点から、現代青年の心理を理解しようとした試みである。プロローグでは、青年期の発達課題、青年期が歴史的に誕生したこと、現代日本の青年期の問題点と可能性について示した。第1部では、現代青年の人間関係の問題を取りあげ、そこからかいま見える自己のありかたを検討した。とくに、「みんなと一緒でないといけない」など「こうしないといけない」といった強迫感のありかたや、それに対する現代青年の対処について論じた。第2部では、現代青年の自立への模索を取りあげた。エピローグでは、若者の大人への移行の支援において社会に求められることについて提言した。