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ケアする惑星
小川公代
出版
講談社
, 2023-01-26
主題
Reference / Personal & Practical Guides
URL
http://books.google.com.hk/books?id=hO2mEAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
他者なるものを慈しむ、惑星的な視座。
『アンネの日記』、『おいしいごはんが食べられますように』、
ヴァージニア・ウルフ、オスカー・ワイルド、ジェイン・
オースティン、ルイス・キャロル、チャールズ・ディケンズ……。
『ケアの倫理とエンパワメント』で注目された英文学者が、
ケアをめぐる現代の事象を文学と自在に切り結び語る論考。
目次
1章 ”ケアする人”を擁護する――『アンネの日記』再読
2章 エゴイズムに抗するーーヴァージニア・ウルフの『波』
3章 オリンピックと性規範――ウルフの『船出』
4章 ウルフとフロイトのケア思想 1――『ダロウェイ夫人』における喪とメランコリー
5章 ウルフとフロイトのケア思想 2ーー『存在の瞬間』におけるトラウマ
6章 ネガティヴ・ケイパビリティーー編み物をするウルフ
7章 多孔的な自己ーーアートと「語りの複数性」
8章 ダーウィニズムとケア 1 ー―『約束のネバーランド』と高瀬隼子作品
9章 ダーウィニズムとケア 2ーーウルフの『幕間』
10章 ピアグループとケアーーオスカー・ワイルドの『つまらぬ女』
11章 カーニヴァル文化とケアーールイス・キャロルの『
不思議の国のアリス』
12章 格差社会における「利他」を考える――チャールズ・
ディケンズの『ニコラス・ニクルビー』
13章 戦争に抗してケアを考えるーースコットの『ウェイバリー』
とドラマ『アウトランダー』
14章 ケアの倫理とレジスタンスーーオースティンの『レイディ・
スーザン』と映画の『ロスト・ドーター』
あとがきーーケアと惑星的思考