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「機会不均等」論
橘木俊詔
其他書名
人は格差を背負って生まれてくる?
出版
PHP研究所
, 2013-09-11
主題
Social Science / Social Classes
ISBN
PKEY:56980888210048300008
URL
http://books.google.com.hk/books?id=i14fBQAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
EBook
SAMPLE
註釋
ベストセラー『格差社会』の著者が、貧富の格差に象徴される「
結果の格差」ではなく、その差を生むことになるかもしれない「
機会の格差」に焦点を合わせて、思想的・
経済学的な理論背景を論ずる。
すでに格差社会に突入した日本において、
機会の不平等は社会のさまざまな分野において見られる。
男性と女性の違い、世代間の違い、家族構成(結婚、子育て)、
生まれ育つ地域……。問題なのは、
これらの機会平等を追求すれば、
費用が多額になって経済効率を疎外することがあり、
必ずしも機会不平等が批判の対象とはならないことである。
社会の公正不公正に関しては、
心理学や倫理学の助けを借りてしっかり議論する必要がある。
第一章「機会不均等と公正さ」、第二章「男女の機会不均等」、
第三章「教育の機会不均等」、第四章「
家族を持てない機会不均等」、第五章「世代間の機会不均等」、
第六章「地域間の機会不均等」、第七章「その他の機会不均等」 【PHP研究所】