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天狗と神隠し
高尾理一
南月ゆう
出版
二見書房
, 2015-09-20
主題
Fiction / LGBTQ+ / Gay
URL
http://books.google.com.hk/books?id=lWlvDQAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
――愛してるよ。お前が思うよりずっと、深く愛してる
天狗の水篶は、かつて少年の冬征を助けた。
冬征が成長するにつれ二人は想いを寄せ合うようになるが、
天狗の体液は人間の毒で…。
「水篶を裸にして、隅から隅まで見て、探検して、
思いっきりいやらしいことをして……
そんなことばっかり考えてるよ……」――天涯孤独の天狗・
水篶は、山で迷子の少年・冬征に出会う。
天狗と人間は共に生きることはできないと知りつつも、
二人でいる日々はとても楽しかった。やがて成長するにつれ、
冬征は水篶へ一途な想いをぶつけ、
水篶もまた彼を愛しく想うように。しかし、
冬征の精液は水篶の糧となるが、その逆は毒。そのため、
最後の一線を越えられずにいた二人だが…。