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悩ましい国語辞典 ー辞書編集者だけが知っていることばの深層
神永曉
出版
時事通信出版局
, 2015-12-10
主題
Foreign Language Study / Japanese
URL
http://books.google.com.hk/books?id=ldd5EAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
日本最大の辞書「日本国語大辞典」編集者はまだまだ悩んでいる!
言葉の謎はさらに深まる!
齋藤孝さん推薦!
そんたく【忖度】[名]
「忖」も「度」もはかるという意味。他人の心を推し量ることで「
なにか配慮をする」の意味はない。
しんしゃく【斟酌】
配慮までする意味なら「忖度」でなく、「斟酌」
の方がしっくりする。この語「手加減する」と意味は変化し続け、
今、忖度で起きている現象が斟酌でも起きている。
うんぬん【云々】[名]
「でんでん」と読んだ首相はかなり高度な誤読をしている。
ちちくる【乳繰る】[名]
「乳繰る」と書くのは当て字、本当の語源は…。
けいたいでんわ【携帯電話】[名]
なんと明治18年の新聞記事に登場している。「
海軍省にて携帯電話数十個を製造になる由にて…」。
じくじ【忸怩】[形動タリ]
恥じる意だが、自らを恥じる意だが、
国会議事録検索システムでみると恥じてない議員が多い。
めど【目処・目途】
「めどが立つ」の「メド」はマメ科の植物。
だらしない[形][文]だらしな・し[ク]
「しだらない」の言い違えから生まれた。「あらたし」→「
あたらしい(新しい)」「さんざか」→「さざんか(山茶花)も…
。
ごねる[動ナ下一]
意味は江戸時代には「死ぬ」だった。「不平を言う」は昭和以降。
まけずぎらい【負けず嫌い】 [名・形動]
「負けないのが嫌い」=「勝ち嫌い」なの?