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発酵食品と戦争
小泉武夫
出版
文藝春秋
, 2023-08-18
主題
History / General
Cooking / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=q3jREAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
一見、関わりなど無いように思える「発酵」と「戦争」。 しかし太平洋戦争末期からの食糧欠乏期、
国民全体が発酵食品にいかに救われたか、 また食糧のみならず爆薬・燃料・薬品をもつくる驚異のパワーを、 古今東西の豊富な事例で紹介。その幅広さには、「発酵」
の豊かさと 無駄のない強靭さ、無限の可能性が感じられる。 【目次】 第一章 戦争と発酵食品 納豆/味噌/醤油/食酢/漬物/食パン/鰹節/チーズ/甘酒/
チョコレート/紅茶/缶詰/軍隊調理法 第二章 戦時下の酒 日本酒/焼酎/泡盛/ビール/ワイン/ウイスキー/酒保/密造酒 第三章 戦争と知られざる発酵 小便から発酵で爆薬をつくる/
発酵で爆薬ニトログリセリンを生産/
芋を発酵させて爆撃機の燃料をつくる/
傷病兵のための抗生物質の発酵生産/
海藻を発酵させて軍需用品の沃素をつくる/戦争と堆肥/
戦争と柿渋 第四章ウクライナとロシアの発酵嗜好品 ウクライナとロシアの伝統発酵料理/ウクライナのワイン/
ロシアのワイン/ジョージアのワイン