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ラストは初めから決まっていた
註釋☆迷走する恋、疾走する小説。
☆恋愛における、ありとあらゆる感情を味わえる媚薬小説。
☆『エンキョリレンアイ』の著者が15年ぶりに放つ、せつない胸キュン小説。
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結末がなかったら、作品は「いつまでもつづく」になってしまうか、あるいは、
単なる「書きかけ」のままで終わってしまう。書き上げられないまま、作者が
死んだってこともあるかもな(言っておくけど、僕は死なないし、主人公も彼
女も死なない。どっちかが死んで終わるラブストーリーほど、僕の嫌いなもの
はない! ラブストーリーで片方を死なせるのは、作者の怠慢である! 鼻息
荒いぞ)。ーーーー本文より
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【担当編集者からのメッセージ】
『空と海のであう場所』で読者のハートをわしづかみにした著者の、純度100
パーセントの恋愛小説です。失恋中の人は癒され、慰められ、恋愛中の人は励
まされ、勇気をもらえます。恋愛なんて自分には縁がないと思っている人にも、
過去の恋愛をなつかしみたい人にもおすすめします。おまけに、読み終えたあ
とには「恋愛小説の書き方」がマスターできている! という前代未聞の恋愛
小説。人を好きになるって、こういうことだよなぁ、と、男性読者である僕も
しみじみ感動してしまいました。今日マチ子さんの装画にもご注目を!