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猫が30歳まで生きる日 ー治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見
宮崎徹
出版
時事通信出版局
, 2021-11-12
主題
Science / General
URL
http://books.google.com.hk/books?id=r9d5EAAAQBAJ&hl=&source=gbs_api
註釋
日本では1000万頭近い猫が飼われているといわれますが、
その多くが腎臓病で亡くなっています。
猫に塩分を控えた食事をさせて日々気をつけていても、
加齢とともに腎機能は必ず低下してしまいます。
そんな猫の腎臓病の原因は、これまでまったく不明でした。
そんななか、宮崎徹先生が血液中のタンパク質「AIM(
apoptosis inhibitor of macrophage)」
が急性腎不全を治癒させる機能を持つことを解明しました。猫は、
このAIMが正常に機能しないために腎臓病にかかることもわかっ
たのです。
このAIMを利用して猫に処方すれば、腎臓病の予防になり、
猫の寿命が大幅に延び、
現在の猫の平均寿命である15歳の2倍である、
30歳まで生きることも可能であるとされています。
──これは、愛猫家にとっては、とてつもない朗報です。さらに、
AIMは、猫だけでなく人間にも効き、
また腎臓病だけでなくアルツハイマー型認知症や自己免疫疾患など
、これまで〈治せない〉
と言われていた病気にも活用が期待されます。
本書は、最新医療の研究現場のリアルを伝えます。